今年の動物愛護週間はコロナ禍においていつもと違ったイベントが目立ちます。
本来、その場で開催されるイベントがオンラインで行われていることが多いのです。これは良い一面だと思います。もちろんその場で保護犬・猫をリアルに見て知ることも大切ですが、法律のことや現状をきちんと伝えるトークショーなどもオンラインで行われていてとても分かりやすいのです。そしてオンラインではリアルタイムでなくてもその映像が見ることができます。多くの方の意見を聴くことができます。私も「いぬねこなかまフェス2020」を見ました。いつもは会場になかなか行けないのですが今年はオンラインなので見ることができました。そしてイベントのチケット代は愛護活動に使われます。参加されている方たちも全てボランティア、アーティストの方達は豪華メンバーで、清水みちこさんや小泉今日子さん、浅田美代子さんたちが盛り上げてとても楽しいイベントでした。
私も専門学校の学生たちと動物愛護について考える授業を取り入れているのですが、学生たちもとても関心が高くどうしたら不幸な動物を減らせるのか、真剣に考えてくれます。でもそこから一歩踏み出して自分たちにできることを、具現化していかなくてはと最近は考えています。この愛護週間の様々なオンラインイベントは多くの方が関心をもち動物との暮らし方を考えるきっかけになってくれたのではないかと思います。
先日学生たちに「犬を飼うメリットとデメリットを伝えてください」というレポートを書いてもらいました。多くの学生がメリットは「癒し」を与えてくれる。と記載していました。今回の動物愛護のイベントでもよく伝えられたのは人間がこの子(保護犬猫)を救っているのではなく、私たちが救われている。この子に出会えて良かったと。
私も今一緒に暮らすジョージ@ケアーンテリアやヴィータ@セキセイインコに出会えて本当によかった。子育てもひと段落し主人と二人のゆるやかな生活に花を与えてくれているかのようなそんな存在です。
とにかく一緒に暮らすと決めたらどんなことがあってもこの子たちと暮らす、その覚悟を持つことが最低限のルールです。動物と暮らすことは命に責任を持つことです。多くの動物たちが、そして私たち人間が幸せに安心して暮らせる社会になりますように。
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